PLCでの「PLC信号の種類」について解説します。
この記事を読んでわかること
- PLC信号の種類とはどんなものがあるのかわかるよ
もくじ
PLC信号の種類
PLCで扱われる信号には、以下のようなものがあります。
PLC信号の種類
- 入力信号
- 出力信号
- 内部デバイス
入力信号とは
入力信号とは、PLCに入ってくる信号の事です。 入力信号には、ONとOFFの信号のデジタル入力と、数値信号のアナログ入力とがあります。
たとえば、デジタル入力はスイッチのONとOFFの信号、アナログ入力は温度計の温度データなんかになります。
パソコンでたとえると、キーボード、マウスやマイクが入力信号になります。
出力信号とは
出力信号とは、PLCから出ていく信号の事です。 出力信号には、入力と同じくONとOFFの信号のデジタル出力と、数値信号のアナログ出力とがあります。
たとえば、デジタル出力はランプのONとOFFの信号、アナログ出力はモーターの回転数データなんかになります。
パソコンでたとえると、モニターやスピーカーになります。
接点信号
デジタルのONとOFFの信号の事を、接点信号とよび、接点入力や接点出力といった表現をすることが多いです。
内部デバイス
入出力信号とは別にPLCには内部デバイスとよばれる信号が使えます。
内部デバイスはおおまかに下記のようなものがあります。
内部デバイスの種類
- 内部リレー(内部でON・OFF信号を扱うときに使うデバイス)
- タイマー(指定した時間条件が成立するとONするデバイス)
- カウンター(指定した回数条件が成立するとONするデバイス)
- データレジスタ(数値などのデータを扱えるデバイス)
内部デバイスを使うことで、複雑な回路をつくることができます。
きしゃネコ
内部レジスタについては、PLCのメーカーや機種によって機能や使える数が違ってくるので、メーカーのカタログなんかで確認しておこう。
まとめ
まとめ
- 入力信号は、PLCに入ってくる信号のこと
- 出力信号は、PLCから出ていく信号のこと
- 入力信号には、デジタル入力とアナログ入力とがあるよ
- 出力信号には、デジタル出力とアナログ出力とがあるよ
- ONとOFFの信号の事を接点信号ということもあるよ
- 入力信号、出力信号以外に、内部レジスタといわれる信号もあるよ
以上、おわり!
きしゃネコ